「転職したいけど、まず自己分析って言われても、具体的なやり方がわからない…」
「自分のアピールポイントって何だろう?」と悩んでいませんか?
転職成功に不可欠な自己分析ですが、難しく考える必要はありません。
これを読めば、自己PRに迷いがなくなり、自信を持って選考に挑めるようになります!
【転職】自己分析のやり方5選

転職を成功させるためには、自分自身を深く理解する自己分析が欠かせません。ここでは、転職活動に役立つ自己分析の具体的なやり方を5つご紹介します。
- 自分が苦労せずにできることを考える
- 周囲から褒められた経験を思い出す
- 自分のポータブルスキルをノートに書きだす
- 分析ツールを使う
- フレームワークを使う
これらの方法を通して、あなたの強みや価値観、仕事選びの軸を見つけ出しましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
1.自分が苦労せずにできることを考える
まずは、あなたが頑張らなくても自然とできることを考えてみましょう。
自分では当たり前だと思っていることの中に、実はあなたの強みが隠れている可能性があります。
意識せずに楽にこなせることは、あなたが本来持っている才能や適性にもとづいていることが多いからです。
例えば、
- 頼まれなくても、つい情報を集めて整理してしまう
- 複雑な話を分かりやすく説明するのが得意
- 初対面の人ともすぐに打ち解けられる
- 黙々と作業に集中でき、時間を忘れてしまう
これらは、特別なスキルとして認識していなくても、仕事で活かせる立派な強みです。
普段の仕事や生活の中で「これは特に頑張らなくてもできるな」と感じることを考えてみましょう。
2.周囲から褒められた経験を思い出す
自分では気づきにくい強みを発見するために、周囲の人から褒められた経験を思い出すことも有効です。
他者からの評価は、客観的にあなたの良い点や得意なことを知るきっかけになります。
自分にとっては普通のことでも、周りから見ると羨ましい能力であることは少なくありません。
過去に上司、同僚、友人、家族などから、どのようなことで褒められたか、感謝されたかを具体的に思い出してみましょう。
- 「資料がいつも分かりやすいね」と言われた
- 「あなたの気配りのおかげで助かったよ」と感謝された
- 「いつも周りをよく見ているね」と評価された
- 「難しい調整をよくまとめてくれたね」と頼りにされた
些細なことでも構いません。具体的なエピソードと共に書き出すことで、あなたのアピールポイントが見えてくるはずです。
3.自分のポータブルスキルをノートに書きだす
転職活動では、ポータブルスキルを把握し、アピールすることが重要です。
ポータブルスキルとは、特定の職種や業種に限らず、どんな仕事や職場でも活かすことができる「持ち運び可能な能力」のことです。
専門知識や技術とは異なり、コミュニケーション能力や問題解決能力などがこれにあたります。

「自分の仕事は特殊だから、アピールできる強みがない…」と悩んでいるあなたも大丈夫です!あなたも必ず「どこでも活かせるスキル」を持っています
ノートに書き出す際は、以下のようなスキルを参考に、具体的な業務経験と紐づけてみましょう。
- 対人スキル:傾聴力、交渉力、プレゼンテーション能力、リーダーシップなど
- 対課題スキル:問題発見力、計画力、実行力、分析力など
- 対自己スキル:ストレスマネジメント、主体性、継続学習力など
スキルを整理できれば、職務経歴書や面接で効果的にアピールできるようになります。
4.分析ツールを使う
自分だけで自己分析を進めるのが難しいと感じる場合は、客観的な診断ができる分析ツールを活用するのもおすすめです。
これらのツールは、質問に答えていくことで、自分では認識していなかった強みや価値観、思考のクセなどを明らかにするサポートをしてくれます。
様々な種類の自己分析ツールがありますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。
複数のツールを試してみることで、多角的に自己分析ができます。
ただし、ツールはあくまで自己理解を深めるためのヒントです。結果を鵜呑みにせず、自分自身の経験や感覚と照らし合わせながら参考にしましょう。
5.フレームワークを使う
自己分析をより効率的かつ体系的に進めるために、フレームワークを活用する方法もあります。
フレームワークとは、思考を整理するための「型」や「枠組み」のことです。
漠然とした自己分析を具体的なステップに落とし込み、考えを整理しやすくなります。
自己分析に役立つ代表的なフレームワーク
- Will-Can-Must:「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」を整理する
Will(やりたいこと)・・・ 自分の興味関心や価値観、将来の目標などを明確にする
Can(できること)・・・これまでの経験やスキル、強みを洗い出す
Must(やるべきこと)・・・企業や社会から求められている役割や期待を考える - SWOT分析:最適なキャリア戦略や自己PRを考える
Strength(強み)・・・自分の得意なこと、アピールポイント
Weakness(弱み)・・・苦手なこと、改善点
Opportunity(機会)・・・ 外部環境にあるチャンス、活かせる要素
Threat(脅威)・・・ 外部環境にある障害、克服すべき課題 - モチベーショングラフ:
横軸に時間、縦軸にモチベーションの高低をとり、過去の出来事と感情の起伏をグラフ化し、「何にやりがいを感じるか」「モチベーションが上がるのはどんなときか」などを探る - マインドマップ:考えを整理する
中心となるテーマ(例:「自分」)から、関連するキーワードや考えを放射状に書き出し、思考を可視化・整理する。
これらのフレームワークの中から、自分に合いそうなものを選んで試してみてください。思考を整理し、自己理解を深める助けとなるでしょう。
転職活動における自己分析の目的

転職活動において、自己分析を行う主な目的は大きくわけて2つあります。
- 自分に合った企業選びの軸を見つけるため
- 選考でアピールできる自分の強みを発見するため
転職は、あなたの人生にとって重要な分岐点です。
なんとなく企業を選んだり、自分のことを上手く伝えられなかったりすると、入社後に「思っていたのと違った…」と後悔してしまうかもしれません。
そうならないためにも、まずは自分自身を深く理解することが大切なんです。
自分に合った企業選び
自己分析を行う目的のひとつは、自分に本当に合った企業を選ぶための「軸」を見つけることです。
自分にとって何が大切なのか、どんな働き方をしたいのかが明確でなければ、多くの求人情報の中から最適な一社を選ぶことは難しいでしょう。
仕事内容や給与だけでなく、企業文化や働く環境なども、長く働き続ける上では非常に重要な要素だからです。
自己分析で明確にすることの例
- 仕事において重視する価値観(例:安定、挑戦、社会貢献、ワークライフバランス)
- 得意なことや苦手なこと
- やりがいを感じる瞬間
- 理想の働き方やキャリアプラン
これらを深く掘り下げることで、「こんなはずじゃなかった」という入社後のミスマッチを防ぎ、心から納得できる転職先を見つけることができます。
自分の強みの発見
自己分析の目的には、企業に対して効果的にアピールできる自分の「強み」の発見もあります。
転職活動は、いわば自分という商品を企業に売り込むものです。
自分のアピールポイントがわからなければ、職務経歴書や面接で何を伝えれば良いか分からず、採用担当者にも伝わりません。
そこで自己分析を行うことで、次のようなことが客観的に把握できます。
- どのようなスキルを培ってきたのか
- どんな成果を上げてきたのか
- 仕事に対する姿勢や考え方
これらはすべて、あなたの「強み」となり得る要素です。
特に、具体的なエピソードを交えて語れる強みは、採用担当者にとって非常に魅力的です。
自己分析を通じて自分の強みを明確に言語化し、自信を持って選考に臨めるように準備しましょう。
どうしても強みが見つからないときの対処法

自己分析を進めても、「これといった強みが見つからない…」と悩んでしまうこともあるかもしれません。
でも、心配はいりません。自分一人で強みを見つけるのが難しい場合は、客観的な視点を取り入れることが有効です。
ここでは、強み発見のヒントとなる具体的な対処法を2つご紹介します。
- 身近な人に聞いてみる
- 転職エージェントを活用する
客観的な意見や専門家のアドバイスは、自分では気づけなかった新たな可能性を発見するきっかけになります。一人で抱え込まず、周囲の人の力を借りてみましょう。
1.身近な人に聞く
自分自身の強みは、案外自分では気づきにくいものです。そこで、あなたのことをよく知る身近な人に、客観的な意見を聞いてみることをおすすめします。
家族や友人、信頼できる同僚など、普段のあなたを知っている人だからこそ見える長所があるはずです。
自分にとっては当たり前の行動や考え方が、他者から見ると特別な才能や魅力に映ることがよくあるからです。
具体的には、次のような質問をしてみましょう。
- (私の)他の人と違う点はどこだと思う?
- 私は何をしているときが楽しそう?
他者との違いは、自分が目立っている部分でもあるため、長所や才能に関係していることが多いです。
たとえ、もしネガティブな表現の回答であっても、のちほど解説する「プラスの言葉への言い換え」を使えば長所に変換できます。

思いがけない自分の強みや、人から評価されているポイントを知るきっかけになります

得られた意見は、自己肯定感を高めるだけじゃなくて自己PRのヒントにもなるよ
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2.転職エージェントを活用する
転職のプロである転職エージェントに相談するのも、有効な方法です。
転職エージェントは、キャリア相談の専門家であり、数多くの求職者を支援してきた経験を持っています。
そのため、客観的な視点からあなたの経歴やスキルを分析し、自分では気づかなかった強みやアピールポイントを引き出してくれます。
- キャリアの棚卸しサポート:これまでの経験を整理し、言語化する手助けをしてくれる
- 客観的な強みの発見:多くの求職者を見てきた知見から、あなたの市場価値やアピールできる点を的確に教えてくれる
- 求人紹介:あなたの強みを活かせる求人を紹介してくれる
- 選考対策:発見した強みを効果的に伝えるための書類添削や面接対策を行ってくれる
プロの視点を取り入れることで、より深く、かつ効率的に自己分析を進められます。
無料で相談できるエージェントが多いので、気軽に活用してみましょう。
【転職】自己分析した内容を自己PRに使うコツ

自己分析で見えてきたあなたの個性や強みを、転職活動で効果的にアピールするにはいくつかのコツがあります。
ここでは、自己分析の結果を魅力的な自己PRにするための3つのコツを紹介します。
- 弱みはプラスの言葉に言い換える
- 具体的なエピソードを使う
- 表現を具体的にする
コツを押さえることで、魅力的に伝わる自己PRができるようになり、転職成功につながります。それぞれのポイントを見ていきましょう。
1.弱みはプラスの言葉に言い換える
自己分析で見つかった弱みは、視点を変えてプラスの言葉に言い換えが必要です。
弱みをそのまま伝えると、採用担当者には良いイメージが残りません。
そのため、ポジティブな側面を見つけて表現するのです。
弱みだと思っている点も、見方を変えれば長所や伸びしろとしてアピールできます。
例えば、次のような言い換えが可能です。
- 心配性 → 慎重、準備を丁寧にする
- 頑固 → 意志が強い、信念がある
- 飽きっぽい → 好奇心旺盛、新しいことへの挑戦意欲が高い
- マイペース → 周りに流されない、自分のペースで着実に進められる
このように弱みを捉え直すことで、短所を伝える際にも前向きな印象を与え、自己理解の深さも示せます。
自分の弱みを客観的に分析し、ポジティブな表現を探してみましょう。
2.具体的なエピソードを使う
自己分析で見つけた自分の強みやスキルは、具体的なエピソードを交えて説明するようにしましょう。
「コミュニケーション能力が高い」「リーダーシップがある」といったよく聞く言葉だけでは、あなたの本当の魅力は伝わりません。
一方、エピソードを交えて話すと独自性が出て、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
採用担当者は、あなたがどのような状況で、どのように考え、行動し、結果を出したのかという具体的な情報を知りたいからです。
例えば「コミュニケーション能力が高い」と伝える代わりに、
お客様から新商品の問い合わせを受けた際、単に機能説明をするだけでなく、「どういった目的で利用するか」「困っている点はなにか」といった質問を通じて、お客様自身も気づいていなかった潜在的なニーズを引き出すことを心がけました。
その結果、お客様の状況に最適なプランをご提案でき、『まさにこういうのが欲しかった』と大変喜んでいただき、契約につながりました。
状況・課題・行動・結果を具体的に説明しましょう。エピソードを盛り込むことで、あなたの強みに説得力が増し、他の候補者との差別化も図れます。
3.表現を具体的にする
自己分析の結果を職務経歴書や面接で伝える際は、抽象的な表現を避け、具体的な言葉で表現することを意識しましょう。
「頑張ります」「貢献したいです」といった意気込みだけでは、あなたの能力や熱意が十分に伝わりません。
採用担当者は、あなたが具体的に何ができるのか、どのように貢献してくれるのかを知りたいと考えています。
例えば、以下のように表現を変えてみましょう。
具体的な行動や数値目標などを盛り込むことで、あなたの能力や仕事への取り組み方が伝わり、採用担当者の印象に残りやすくなります。
強みを魅力的にアピールして転職を成功させよう

この記事では、転職活動における自己分析の具体的なやり方や、自分の強みを効果的にアピールするための自己分析のコツについて解説しました。
自己分析をしっかりと行い、見つけた強みを魅力的に伝えることが、あなたの理想とする転職につながります。
まずは、今回紹介した自己分析のやり方の中で「これならできそう」と感じるものから試してみてください。
自分自身への理解を深めることで、自信を持って転職活動に臨み、あなたらしい働き方を実現できる企業との出会いにつながるはずです。

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